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ワールドカップ2011女子団体決勝:福原愛vs李暁霞

2014/07/04
今大会、香港を破って決勝進出を果たして日本は間違いなく世界で2番目に強いチームになったといえるでしょう。あとは中国に勝つためにはどうするかが課題となってきました。

福原は李に対してバックハンドの強打と短く止めるストップ性のブロックを使い分けて緩急をつけたラリー戦に持ち込みました。

バック対バックで序盤は互角の戦いでしたが、フォアサイドを突かれたときに弱点を露呈しました。シェーク異質攻撃型の最大の弱点はフォアとバックで打球点が異なるという点です。フォアに大きく揺さぶられた後にバックを突かれると負けです。

特に福原選手はロビングやカットを使ってしのぐ技術がないので台から下げられると後がありません。

あとはフォアサイドを攻められたときにカウンターで逆襲できれば、中国選手にプレッシャーをかけられるのでしょうが、バック対バックの高速ラリーのなかでとっさにフォアを突かれたときの対応ができれば・・・・。3ゲームは途中から連続失点して残念な終わり方でしたが、この敗北をオリンピックに生かして欲しいですね。