馬龍と水谷の対戦成績は?リオオリンピック3位決定戦の相手は?

いよいよリオオリンピック男子シングルスの準決勝です。日本卓球界初のシングルスのメダルをかけて日本の水谷隼と中国の馬龍が対戦します。
馬龍のプレースタイルと世界ランキング
とにかくパワフルな卓球です。フォアもバックも隙がありません。台から離れての打ち合いにも強く水谷選手の天敵ともいえる選手です。太ももの筋肉を見てもわかりますが、フットワークも速いです。
現在の世界ランキング1位です。そして2015年世界選手権蘇州大会の男子シングルス優勝、つまり現世界チャンピオンでもあります。
水谷隼のプレースタイルと世界ランキング
20種類以上のサーブを持ち、優れた動体視力と反射神経で対戦相手のサーブや攻撃を見切ってラリー戦で優位に立ちます。馬龍相手には分が悪いのですが、守りよりも自分から仕掛ける攻撃的なプレーに生まれ変わりつつあります。
世界ランクは6位で2015年世界選手権蘇州大会の男子シングルスベスト8、ロンドンオリンピックではベスト16の成績でした。
馬龍VS水谷の対戦成績は?
通算成績で2勝13敗で馬龍選手が圧倒的に有利です。
勝ったのは2004年ITTF世界ジュニア選手権の男子ダブルス決勝と2007年世界卓球選手権の男子ダブルスのみ。シングルスはなんと全敗です。
数字だけ見ると分が悪いどころか、圧倒的に不利です。

しかし、何が起きるかわからないのがオリンピックです。韓国のユ・スンミン選手がアテネオリンピックで分の悪い中国のワンハオ選手に勝って優勝した時のようなこともあるかもしれません。
もし負けた場合の3位決定戦の相手は?
間違いなくベラルーシのサムソノフ選手となるでしょう。ドイツのオフチャロフ選手を倒して勝ち上がってきたヨーロッパの大ベテラン選手です。なんと年齢は40歳です。勢いに乗っていますが、準決勝で中国の張継科には勝てないでしょう。水谷選手のメダルの獲得は過去の対戦成績から見れば分が良いです。銅メダル獲得の可能性は十分あります。
馬龍のラケットとラバー
ラケットはキョウヒョウ龍3とラバーは両面キョウヒョウ NEO3を使用しています。
キョウヒョウ龍3は七枚合板ラケットでありながら弾みすぎず、ボールを持つ感覚があるのでしっかりと回転をかけた重いドライブを打つのに適したラケットです。粘着ラバーとの組み合わせが良いラケットですが、ひとつ弱点があります。重量重いので非力な選手が使うのは厳しいということです。まして両面に重い粘着ラバーを張ったらとんでもないことになります。上級者向けのラケットになります。
ラバーはかつてバック面にはバタフライのテナジーを使用したいましたが、バックハンドのショットの回転量と安定性を高めるためにバック面も粘着ラバーに変えています。バックハンドも粘着ラバー特有の複雑な回転のショットが打てます。もちろん重量がかなり重くなるのでよほどの筋力とスタミナがないと使いこなせません。
水谷隼のラケットとラバー
ラケットは水谷隼・ZLC、ラバーは両面テナジー80です。
プラスチックボールになってからこのラケットとラバーになりました。これが水谷選手にとってベストな組み合わせなんだそうです。テナジー64から80に変えたのは中国選手に勝つために後ろに下がってのプレーよりも前でのプレー重視したためだそうです。ロンドンオリンピックではスピード接着剤の使用禁止などルールの変更のためにベストな用具の組み合わせが見つからないままのぞみベスト16に終わりましたが、今大会はベスト4まで勝ち進んできたのは水谷選手のプレーの向上とベストな用具の組み合わせの両方があったからでしょうね。

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